農薬でいう薬害とは?薬害事例から学ぶ農薬と作物の関係性

ホームセンターでスミチオン乳剤を購入しました。ある時、ふとラベルを見ると「あぶらな科作物、さといも、ソルゴには薬害を生じるおそれがあるので、・・・」という「薬害」という文字を見ました。あぶらな科作物と言われてもパッと作物が浮かびません。どんな作物があるのでしょうか?
また、薬害という言葉がよく分かりません。農薬でいう「薬害」とは医薬品同様、人体に及ぼす影響のことをいうのでしょうか?

あぶらな科作物には主なものにキャベツ、はくさい、だいこん、かぶ、なばな、こまつな、ブロッコリーなどがあります。また、これら類縁作物も同じアブラナ科になります。例えば、はつかだいこんやカリフラワーなどもあぶらな科です。また他にもあぶらな科に属するものが多くあります。
「薬害」と聞くと穏やかな響きではないですが、農薬でいう「薬害」や農薬を使用した際に「作物に発生する害」のことです。人体に悪影響を及ぼす物質が発生するという意味ではありません。
農薬の除草剤はそもそも草を枯らすものなので、適用以外の作物にかかると薬害が起こしやすいのですが、殺虫剤や殺菌剤も作物の種類によって薬害が生じることがあります。
症状は、農薬の種類や作物の種類、かかった量などによって様々ですが、ひどい場合には作物が枯れてしまうこともあります。
例えばスミチオンの場合、あぶらな科野菜にかかると葉のかかった部分が傷んだようになり、場合によっては葉の色が白く抜けます。そのため、スミチオン乳剤はこれらの作物には登録はありません。


農薬の適用病害虫の範囲及び使用方法に係る適用農作物等の名称についてはこちらのページから確認できます。

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