EFポリマーの特徴
- EFポリマーの原料はオレンジやバナナの皮です。製造工程においても合成化学薬品などは一切使われていません。ポリマーとして吸水・放出の効果は6ヶ月間持続し、その後は微生物に分解されて約1年かけてゆっくりと土に還ります。
- 水が少ない状況下でも植物の生育をサポートし、土壌の肥料成分の流亡を防ぐ効果が期待できるので作物が必要な水分や栄養素をゆっくりと提供してくれます。
形状
使用目的や使用方法、土壌などによって「粉末タイプ」と「粒状タイプ」からお選びいただけます。
【粉(こな)】 粒径:100μm-2 mm
- 少ない土の量でも均一に混ぜやすい
- 培養土、育苗土に混ぜたり、種と一緒に混ぜて播種できる
【粒(つぶ)】 粒径:3 mm-4 mm
- 少ない量でも均一に混ぜることができる
- ペレットや肥料等と混ぜても均一になりやすい
- 水分の多い土壌に混ぜ込みやすい
使い方
【播種】 目安:2kg/10a
種とEFポリマーを混ぜ合わせて播種を行う。
<例>大豆の種5kg/10aの場合:5kgの種と2kgのEFポリマーを混合する。
【育苗/プランター】 育苗目安:0.5〜5 g / L プランター目安:1〜5 g / L
培養土、育苗土1リットルに対して上記推奨量のEFポリマーを混ぜ込む。
<例>1 g / L 配合の場合:育苗土10Lに対してEFポリマー10gを使用
【定植】 目安:1〜5g/苗
苗を定植する際の植え穴にEFポリマーを入れる。土と混ぜたあと、植え付けを行う。できるだけ乾いた土壌に散布する。
<例>1gの場合:1苗/6。1,000苗/10aでEFポリマー3kgを使用。
【畝】 目安:2〜5kg/10a
畝部分にEFポリマーを散布。その後耕運し混ぜ込む。畝立てとEFポリマー散布を同時に行うと、効率よく作業が行えます。
<例>2kg/10aの場合:人参の畝10mに対してEFポリマー50gを使用
注意点
- 奨量は利用目的、作物や作型など条件により、この目安とは異なる場合があります。
- EFポリマーの量が多すぎて根腐れになってしまったという報告はこれまでにございませんが、適用量が多すぎた場合に土が固くなるケースがあります。これにより、初期の根の生育にストレスになる要因となる可能性がありますので、推奨量を守ってお使いください。特に、鉢植えの場合などはEFポリマーの入れ過ぎにご注意ください。
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